FM-7のマニュアルやら、OS 9のマニュアルやら、古いものは出てきたが、今回は実機とマニュアルのセットです。
「MICROLINE RIP 1.0J」
販売はOKIだが、製作したのはALPS。
今じゃ名前も変わって、home page上じゃプリンターのプの字も無いが。
元々MD-4000Sと云うMicroDry Printerを作っていたところが、なんとA3ノビ(A3トンボ付き印刷対応)のプリンタを作ったのだった。
一々面倒臭いので、今後はML7050cと呼ぶ。
更にキモトと言う会社がキモプレートと云う刷版(印刷用のプラスティックのシート)を作った。
元々はPS版と云うアルミニウムの板を使う。これは結構高い。
更に一度フィルムを起こし、そこから焼き付ける処理が入る。写真でいるとフィルムと印画紙の関係である。
なので、小ロットの印刷にはこれを使うとコストが無茶上がるのであった。
PS版代、フィルム代、そして写真から網を起こすための外注費用etc..
キモプレートに昇華型のプインターであるML7050cで印刷すると印刷したところだけにインクが乗るのだ。
印刷物の濃淡は網点(単位面積あたりのドットの大きさで濃淡を付ける)を作らなければならない。
それを行う(グレースケールから網点を起こす)のがRIPである。
詰まり、外へ依頼していた内容を手元で全て仕切れるのである。
小ロット印刷の場合、これは大きのだ。
RIP自体はPower Macintosh用のソフトウェアである。
因みにOS-9上で動く。
だからエミュレーターとしてOS-9が動くOS X 10.4が最終機種なのである。
写真はPowerBookで、その上に鎮座している透明ビニールカバーが掛かっているのがML77050c。

問題はインクである。

手持ちの在庫が切れたら、展示しておく位しか出来ることが無くなるのであった……
RIPの箱。
「Power Macintodh用 Adobe Postscript 3 ソフトウェアインタープリタ」とあるが、Postscriptはプログラムと言っていい。
一意版簡単なところは、text editorで手書きでも作れる。(頑張れば結構面白いこともできる。ただしIllustrator 5.5J迄)

箱の裏。
どう言ったものかが書かれている。
しかし普通(業界外)の人には意味が判らないと思う。

先ずはプリンターの説明。
このプリンターは特色として金・銀・オペークホワイト等が使える。
金や銀は年賀状等、若しくは箔押しの代わりに重宝する。
オペークホワイトは透明のシールの下地に使うと発色が良くなる。

その裏表紙。

内容をちょこっとだけ。

ML7050Cはインクリボンの為、リボンを変えれば(と言っても七本は入るんだが)一般のCMYKの他に金・銀等も印刷できる。
これは大きな特徴であると共に、4色カラーを刷るために用紙が4往復する。凄く時間が掛かる。
上記の為、しっかりと位置合わせが日ちゅようで、広い咥え幅を必要とするのだ。(印刷範囲が狭くなる)

RIPの説明書。

と、その裏表紙。

RIPの方もちょこっとだけ。
DIC、東洋インキの両方から、標準色の認定を受けているのが、地味にエグい。
2社を知っている人は驚くかも知れない。

使用する用紙に依ってカラーモードの利用が細かく分かれているところが、「確認し捲ったんだろうなぁ」と想像させる。

これは重要。
透明シールに印刷した時に、下にオペークホワイトを敷くか敷かないかで見栄えが全く違ってくる。

後日、若しかしたら、印刷物を載せるかも知れない。
おまけ
ソフトウェアのCDと、ハードウェアキー。
このUSBのキーを刺さないと、RIPが起動しない様に出来ている。

おまけ
MN128-SOHO SL10の箱(本体は入っていなかった)


