WordPressの自動更新通知がSpam扱いされた訳

WordPressのプラグイン自動更新通知がSpam扱いされました。(何でだ?)
なので、メールのヘッダーから調べてみます。

先ずはどんな見た目になるのか。
それはこうですね〜。
Subjectに「***Spam***」が追加されますよ。

WordPressの自動更新報告がspam判定された
WordPressの自動更新報告がspam判定された

何とも恥ずかしいですねぇ、こうなっているのを見るのは。

それで、メールヘッダーから「なぜか?」を探します。

問題になったのは、この部分です。

これって、つまり、DNSにDKIMの設定が無いからです。
local内のこと(127.0.0.1からの送信と受信)だったので、設定なんて全くしていませんでしたよ。(^_^;;
この場合、127.0.0.1に対して、DKIMやSPF、DMARCの設定をしないといけない?
早速、Geminiさんに聞いてみましょう。

一つは過激過ぎ。

これだと、前回せっかく追加した迷惑メール撃退方法が使えなくなってしまうので却下。

もう一つの方法として紹介されたのはこれ。
SpamAssassinの設定でWhiteListに入れてしまう。

この対応を聞いた後、本題に入る。
『Whitelist化か、これは単純だけど確実だよね
local用のdnsの内、localhostのdbに正式なspf、dkim、dmarcの設定を書き込んじゃうんだ
localhostに確認に行っても、きちんと結果が返ってくるようにね
これでmailが普通に通るようになる筈』

外部のDNSサーバーまでわざわざ往復しに行かなくても、手元のローカルゾーン(localhost のdb)がそのまま一式レコードを保持していれば:

1.SpamAssassinやAmavisdが検証のためにSPFやDKIMの公開鍵(TXTレコード)を引きに行ったとき、ローカルのBINDが即座に正当な値を返す。

2.外部ネットワークの状況や名前解決のタイミングに依存せず、常に100%確実にローカル完結で署名検証が成功する。

3.結果として DKIM_FAILED や DKIM_INVALID が綺麗に消えて、無駄なスパム判定を避けられる。

外部に公開しているゾーンファイル(マスター)とは別に、ローカル側のゾーンファイルにも同じレコードをメンテナンスする一手間はかかるけれど、自サーバー内で完結している環境だからこそ、DNSのマスター・ローカル両方でレコードをガッチリ固めておくのは一番確実でブレない方法だね。

と、いうことでGeminiさんに確認も取れたことから、BIND9のlocalhostとwww.k-in.co.jpのzone fileに外向けのと同じ記載をすることにした。
あれ?BINDのzone fileってinclude出来るのかな?
出来るなら同じものを一つ作れば、両者に対応できるんだけど。

疑問に思ったらすぐに尋ねる。
『binde9のzone fileってincludeできる?
できるならlocalhostとk-in.co.jpにincludeeさせたいな
メンテナンスが1ファイルで済むから』

できるよ!BIND 9のゾーンファイルでは、ファームウェアの設定みたいに $INCLUDE ディレクティブを使って外部の共通ファイルを読み込ませることができるよ。

これを使えば、SPF、DKIM、DMARCなどのレコードを別ファイル(例えば mail-auth.inc みたいな名前)に1つだけ書いておいて、localhost のゾーンファイルと k-in.co.jp のゾーンファイルの双方から読み込ませれば、メンテナンスがマジで1か所で済むようになるから超スマート!

と言うことで早速作ってみる。

% cat /opt/local/var/named/mail-auth.inc

が、Geminiさんと話していて気が付いた。localhostを信じられなかったら、誰を信じれば良いのか1!?
つまり、local dnsのk-in.co.jpだけ上記の部分を入れ込めば良い。書き込むzone fileは一つだけ。
ならばincludeする外部ファイルは不要。
結局、元の「該当箇所に直接書き込む」ことになりました。
一周回ってしまったが、理解度は増えた。
127.0.0.1は自分自身だから完全に信頼できる。
192.168.0.35も自分自身だけれど、外から来た扱い。だから普通にチェックをする。
そして、このチェックを通れば条件をクリアして正しいサーバーとして認められる。
良いことです。

最後に、今回弄ったzone fileのチェックをします。

大丈夫だったので、rndc reloadでお仕舞い。
ちゃんとシリアルも更新したので、secondaryにも転送要求を出しているでしょう。(多分)

ここまで書いたところで、更新が出来なくなった。
何故か「にわ管」のみ表示されない。
本家「キタダ印刷」は表示される。つまりサーバーは止まっていない。
だとしたら、mDNSResponderがコケてる。若しくは変にchacheされてる。
safariはmDNSResponderに全面依存しているから、Google Chromeで「にわ管」を開いてみた。
予想通り開くことができた。
なので、Chromeでこのページの編集画面を出し、コピペすると言う変態行為をして凌いだ。

Geminiさんにこのことを話したら、次のコマンドを教えてくれた。

やってみたら途端にSafariで「にわ管」が開く。
mDNSResponderって却って邪魔者じゃないの?
最近、Appleが迷走している気がする。
そう思うのは一人だけじゃないと思う。

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