内田善美 初期単行本とカバー絵

内田善美さんの『草迷宮・草空間』、『星の時計のLiddell』ときたので、残りの本も並べてみよう。

手元にあるコミックスはこれだけ。(多分全部ある筈)
カバーがあっても個性があるけれど、

内田善美著 全5冊
内田善美著 全5冊
外すと極端だね。
内田善美著 全5冊(カバー無し)
内田善美著 全5冊(カバー無し)

カバーを並べてみよう。

星くず色の船 カバー
星くず色の船 カバー
秋のおわりのピアニシモ カバー
秋のおわりのピアニシモ カバー
空の色ににている カバー
空の色ににている カバー
かすみ草にゆれる汽車 カバー
かすみ草にゆれる汽車 カバー
ひぐらしの森 カバー
ひぐらしの森 カバー

今度は表紙。

星くず色の船 表紙
星くず色の船 表紙
秋のおわりのピアニシモ 表紙
秋のおわりのピアニシモ 表紙
空の色ににている 表紙
空の色ににている 表紙

ひぐらしの森 表紙
ひぐらしの森 表紙
ぶーけの方が渋めに出来ている。

内田善美のデビューは雑誌『りぼんデラックス?』から。
どこかで読んだが「りぼんで受ける絵と内容として応募した」と言った、狙って受賞したらしい。
連載は一切無し、短編を年に数度発表するといった、ゆっくりしたペースで描き続けていた記憶がある。
『りぼんデラックス』は不定期?刊行だから、月一での発表は無いよなぁ、と気が付いた。
ここでの作品はRIBON MASCOT COMICSから「内田善美作品集」として出版されていた。
内田善美作品集1『星くず色の船』
内田善美作品集2『秋のおわりのピアニシモ』

その後、発表先を『ぶーけ』にも増やし、BOUQUET COMICSに収録先を変えた。
『ひぐらしの森』
『空の色に似ている』
『かすみ草にゆれる汽車』
これらは『りぼん』の増刊号や、たまに『ぶーけ」に描かれたものが収録されている。
ここ迄は再販不可能らしい。

今度は本文の方から少しだけ。
『秋のおわりのピアニシモ』から、タイトルとなった「秋のおわりのピアニシモ」。

『秋のおわりのピアニシモ』本文1
『秋のおわりのピアニシモ』本文1
『秋のおわりのピアニシモ』本文2
『秋のおわりのピアニシモ』本文2

同様に『秋のおわりのピアニシモ』から「なみの障害物レース」。これはデビュー作らしい。

なみの障害物レース1
なみの障害物レース1
なみの障害物レース2
なみの障害物レース2
この辺りは未だ少女漫画っぽい。

かすみ草にゆれる汽車1
かすみ草にゆれる汽車1

『空の色に似ている』から表題作となった「空の色に似ている」。

空の色ににている1
空の色ににている1
空の色ににている2
空の色ににている2
この辺り迄来ると、主人公や周りの人の雰囲気が、草くんやヒュー、そして彼らの周りの人たちに近い気がする。
この近辺から、著者の書きたい方向性が前面に出てきたようだ。

最後に、小説の表紙絵として一冊だけ再販されている本がある。
ハヤカワ文庫FT『ゲイルズバーグの春を愛す』ジャック・フィニイ著、福島正実訳。
ファンタジーっぽい短編集である。
カバーが後期の内田善美の絵なのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)